本年度、上士幌小学校はICT機器活用事例に関する情報提供を行う研究協力校に指定されました。その1回目の情報提供ということで、5月17日(月)にの2、3校時に6クラスによる公開授業と、4校時目には上士幌町ICT教育コーディネーターの深川さんと本校スクールサポーターの大友さんに参加いただき、タブレット導入から今に至る道程についての協議を行いました。コロナ禍ということもあり、参加者は広尾小中、豊似小から1名ずつ、さらに十勝教育局より1名の計4名でした。
本校ではタブレットを学習活動の中での日常的な活用を目指しているところです。すでに社会科、生活科では児童用のデジタル教科書が導入されているほか、算数の教師用デジタル教科書(児童に提示して使用します)、ジャストスマイルドリルが導入済みとなっています。教科学習だけではなく、以前から話題にあげていますように集会活動のリモート配信、職員では朝の打合せや職員会議にも活用しているところです。
夏休み中の家庭学習については、従来の紙媒体のドリルではなく、タブレットを持ち帰っての学習とする見通しです。児童につきましては、タブレット使用に関する授業を行っております。しかし、保護者の皆様の中にも「ぜひ知っておきたい」という方がいらっしゃると思いますので、緊急事態宣言解除後には「子供と一緒にクロムブック」と題した実技講習会(1回45分程度)で保護者の方向け研修会を今年も行いたいと考えています。